続・買い物かご|中正彦のボクの買い物かご #02
さて今回は、第1回目のコラムで収まり切らなかった買い物かごについての続きを書きたいと思います。
前回は天然素材で作られたモノばかり取り上げ紹介しましたが、昔ながらの手仕事で作られた買い物かごだけが特別に好きだという訳ではなく、プラスチック製品にも素敵なモノがあり使用しています。
昨今のSDGsの取り組みによるプラスチック問題など興味がない訳でもありませんが、プラスチック製品にもイイものはあるし、一生ものと捉え経年変化も愉しめます。環境には悪いのかもしれませんが、使い勝手が良かったり、何よりボクはカッコいいかどうかだけで選びたいと考えています。
余談ですが、紙ストローやライ麦ストローは飲み物の口当たりが変わり苦手です。個人的には緑のプラスチックのストローで飲むアーモンドトロフィーシロップソイラテが一番おいしいと思います。
無印良品 再生ポリプロピレンバッグ
最近ボクがよく使っているのは無印良品 再生ポリプロピレンバッグです。
これはMUJIカラー3色のハンドルに大容量の3サイズ展開で、人をダメにするクッションが入るように設計されているので、超特大(横:95cm×縦:77cm×マチ:17cm)です。僕はクリーニングに行くときに使用していますが、セミダブルサイズのふとん2セットが軽々入る大きさです。
無印良品 再生ポリプロピレンバッグ
無印良品 再生ポリプロピレンバッグ 3サイズ
そしてこれの凄さは大きさだけでなく、全サイズ税込150円という安さと、環境問題に取り組む良品計画ではデポジット制を取っており、使わなくなったら全国の無印良品で返品できますので実質0円というところです。良品計画では、返品されたモノをまたリサイクルして再利用しています。
ただ残念なことに、旗艦店のみの販売で北陸地方では取り扱いされていません。
IKEAのFRAKTA(フラクタ)
あとは、この手でよく目にするIKEAのFRAKTAフラクタ(青色の買い物バッグ)ですが、僕は店内用のモノと同じちょっと厚めで丈夫な黄色のフラクタを使っています。これは75周年時にシーズンごとにメッセージを変え4種類が限定販売されたモノで、雑に使えて重宝します。
IKEA 75thキャリーバッグ
同じ北欧ということでHAYとコラボレーションしたモノや、素材違いでOFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™とのコラボレーションコレクション MARKERADのモノや、パリ店のオープン記念や原宿の都市型ストア限定などいろんなバリエーションのフラクタが存在します。
IKEA HAYキャリーバッグ
IKEA MARKERADキャリーバッグ
IKEA PARISキャリーバッグ
IKEA 原宿キャリーバッグ
しまいにはフラクタを小さくしたクノーリグキーホルダーまで発売され、ボクも以前はよくお土産に使っていました。
IKEA KNÖLIGキーホルダー
COLUMBIA CARRIER
フラクタをはじめとする買い物バッグの元ネタ的な起源は、ロンドンの最も有名なボタニカルマーケットColumbia Rd. Flower Market(コロンビアロード・フラワー・マーケット)のCOLUMBIA CARRIERのバッグです。
これは、背が高い植物でもすっぽり収まるように横長でマチも大きく取られており、鉢植えなどの重いものにも耐え得るよう、ハンドル部分の根元にパイプが入っています。
コロンビアキャリーバッグ(グリーン)
ボクが初めてロンドンを訪れたときに、このキャリーバッグにあふれんばかりのグリーンを詰め込んだマーケット帰りのロンドンっ子を見かけてカッコいいと思ったことを今も覚えています。
グリーンはそのときに購入したもので、2000年頃にはこのグレーのものに変更され、現在は余り見かけなくなりました。
これも環境問題に絡んでのことなのでしょうか。ボクも最近は使わずに飾っていますが、本来は雑に使ってこそカッコいいのですが…
セブン-イレブンのレジ袋風 エコバッグ
まだボク自身入手出来ていないのですが、セブンマイルプログラム3周年記念のキャンペーンでまたセブン-イレブンのレジ袋風 エコバッグが、以前のものから一部リニューアル(素材がコットンから再生ポリエステルに変更)し再登場しています。
これはセブンの本物のレジ袋をオフィシャルで完コピした秀逸のデキです。
セブン-イレブン レジ袋風エコバッグ
セブン-イレブン レジ袋風エコバッグ
前回のキャンペーンでも1時間経たずに即完売しました。ボクに至ってはセブンマイルが足りず買えませんでした。
なのでボクは、スタイリスト私物の題字でもおなじみの加賀美健さんの「袋あるんで大丈夫です」タイベック製のレジ袋でコンビニ店員の苦笑いを誘っています。(嘘です。スベっています)
袋あるんで大丈夫です タイベックエコバッグ
裏ではきっと「またあの“袋あるんで”オジさん来たぞー」ってバイトの子達になめられています。
…と今回も長くなってしまいましたので、この辺で終わりたいと思います。
次回はこのアーティストKen Kagamiの作品やグッズなどの買い物について書こうと思います。