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かっこよく年を重ねる『TAKE FIVE』高本清二さんの自分らしいスタイル

富山県魚津市にある『TAKE FIVE』は、北陸のファッショニスタたちに知られる老舗のセレクトショップ。店内には、着る人の個性をさりげなく引き出すメンズ&レディースアイテムがディスプレイされています。おしゃれな上級者から、自分に似合ったファッションに迷える初心者まで、幅広い層から支持されている『TAKE FIVE』の店主高本さんに、オシャレを楽しむ極意について聞いてきました。

 

高本清二 1948年生まれ。富山県魚津市出身。セレクトショップ『TAKE FIVE』を1987年にオープン。カジュアル、ユニセックスなアイテムを揃える。自身も「オシャレなじいさんでいたいと話す」オシャレ番長。

 

 

店には、どんなアイテムをセレクトしていますか?

カジュアル、ユニセックスなものを基本にしています。さりげなく、デザインと素材でその人らしさが出せるアイテムを意識してセレクトします。同世代はどうしても同じブランドだったりスタイルをしがちで。安心感や協調性があって、それもいいことなんだけど、ちょっと寂しい。自分のオーラが出せるというのも、洋服のおかげだったりするので、誰かの真似だけじゃなく自分のスタイルで楽しみたいですね。

一押しのブランドは?

店をオープンした頃はスーツを揃えたり、広いジャンルでブランドをセレクトしてたんですが、最近では本当に大切に扱っていきたいブランドを厳選するようにしています。なかでも、岡山県の倉敷市でデザインから染め、縫製までを行なっているブランド「KAPITAL」と、そこから派生した「ARTE POVERA」「TWO MOON」など10ブランドはお勧めしたいアイテムが多いです。マフラーやソックスひとつにしても個性があって、小物をプラスだけで一日が楽しく過ごせます。

 

アクセサリーや帽子、靴、マフラーなど、長く愛着が持てるアイテムがズラリと並ぶ。メンズは高本さんが、レディースは娘の宗子さんがセレクト。

なかでも「KAPITAL」との出会いは印象的だったそうですね。

そうなんです。ブランドが立ち上がってすぐの頃、雑誌で見かけたジャケットが妙に気になって。渋谷のセレクトショップで現物を試着したんですが、それがなんとも着心地が良かった。帰ってきてからも、どうしてもという気持ちになってダメ元で電話しました。話をすると、魚津という土地柄も気に入ってもらえて、店で取り扱えるようになったんですよ。

店で取り扱うようになってから、お客さんからの反応はいかがですか?

「KAPITAL」のアイテムには、刺し子でパッチワークを施したワークシャツだったり、着続けることでどんどん風合いが増していく柿渋染めのデニムだったりと、他とはちょっと違う個性が立っていて、それでいて価格が高すぎないので、お客さんにお勧めしやすいですね。気に入って着てくださる方が多いので、私も嬉しいです。

 

 

かかとにスマイリーの絞りが施してある「KAPITAL」の靴下。靴を脱いでも可愛いワンポイント。

おしゃれに着こなす極意はありますか?

うまく着こなそうとするよりは、新しいものを取り入れようとする姿勢を持っていただければOKです。その方の好みやイメージからオススメします。自分には似合わないと思っても実際に見つけてみると、これはいけるかもという感覚があるんですよ。そういった感覚を増やしてもらったら自分らしさがつかめてくるんじゃないかな。

ファッションに迷える方に、ひとつアドバイスを。

気に入ったものを身につけていると一日のテンションが違うし、外に出ても褒められて気分がいい。僕も一旦家を出てから、なんか今日違うなともぞもぞする日があるんですよ。もういいやと思ってもなんか違うと後悔する。結局しっくりくる組み合わせに着替え直すんだけど、上下とも好きなブランドだったりして。そういった意味で、自分が好きなブランドをひとつ持っていると、朝起きてからのコーディネートが楽しくなりますね。

 

地元、魚津にオシャレさんを増やしていきたいと話してくれた高本さん。お話ありがとうございました。

 

TAKE FIVE

テイクファイブ

富山県魚津市新金屋2-11-1

TEL.9765-24-5658

営業時間/10:00〜20:00

 

※こちらの記事は、2019年1月末発行の『BonNo』vol.89を再編集したものです。

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